Pleasure Ground

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J'aime Paris!! 親子2人旅 <Day 4最終日>


4日目の朝を迎えました。おはようございます。

831は野菜の日、もとい私の誕生日です。
新しい1年を大好きな街で迎えられるとは嬉しい限りです。

朝食後、外に出ると快晴です。しかし涼しさを通り越してもはや寒い。
アプリで気温を見るとなんと13度。若干吐く息が白いです。なにこれ急に冬が来たの?
一応七部袖のシャツを着ていたものの、思わずロングパーカーを羽織ります。

この日も朝からオプショナルツアーに参加だったため、集合場所のとあるフロマージュ屋へ向かいます。
場所が歩いていくには若干遠い場所だったため、ここで使用したのが配車アプリ「UBER」です。
昔、パリコレの会場を巡る秋元こずえさんがUBERを駆使しているのをとある番組で見て
こんなに簡単にタクシー(といっても白タクですが)に乗れるのか!と感動したのが使用してみようと思ったきっかけです。

UBERを使用するに当たり、用心深い私は様々なWEBサイトで調べに調べ上げました。
使用方法などは大量に出回っているので、割愛させていただきます笑。

私は海外滞在中、基本的にモバイルwi-fiを使用する派なので、
1度アプリ認証のためにSMSが受信できるよう、データローミングへ変更する必要がありますが、
それさえ乗り換えたら拍子抜けするくらい簡単でした。



乗車場所、降車場所を設定すれば近くにいるUBERの車が反応して来てくれます。
こうやって何分後に来るという表示も出ます。
車が来たら、お互いに名前の確認をして乗車。
あとは目的地に向かうだけです。





運転手の情報(評価や送迎回数など)も閲覧できるので、何かと安心。

車内ではwi-fiが整備されていたり、スマホの充電ができたり、無料でミネラルウォーターを配ってくれるような
サービス満点の車もあります。
降車後は運転手を5段階で評価できるので、その評価のためにサービスを工夫している人もいるそうです。


さて、無事UBERを使いこなせたおかげで目的地に10分で到着。


集合場所であるお店の目の前ではマルシェの準備が始まっていました。
道ゆく人を見ていると、トレンチコートやダウンコートをお召しになられたパリジャン、パリジェンヌが多い印象でした。
太陽に当たっていたけれども、あまりにも風が冷たいのでマルシェでストールを購入。14ユーロだったかな。
首元が温まるだけでホッとしますね。気温対策でストールは旅の必需品と思い知らされました。。

チーズ屋の前で待っていると
本日のガイドさんが来られました。
現地在住の日本人女性Y下さん(50代くらいのマダム)です。
その後、20代の女性2人組も集合し、ツアーがスタート。



本日のツアーは以下になります。

パリ・グルメツアー フォアグラ・ワイン・チーズ・パン☆フランスの美味を巡る!

カルチェラタンエリアからコンコルド、ムフタール通りにあるグルメなお店を巡るツアーです。

まずはブランジュリーでパンを購入。



LA PARISIENNE
La Parisienne Madame (パリ) 最新のレストランの口コミ(2019年) - トリップアドバイザー





平日の朝だったため、並ばずにパンを買えたのはラッキーでした。
このツアーでは、最後に購入したものをレストランに持ち込んで食べられるというシステムがあるらしく
チーズに合うバケットを1本丸々購入。




もちろんその場で味見も。美味しい。


その後は集合場所前で開かれていたマルシェへ。






いや~絵になるわ~。

このマルシェではガレットとヌガーを個人的なお土産に購入。
ガレット大好きなんですよね。アーモンドプードルの香ばしさが最高で。

きっと長期滞在とかだったらこんなマルシェで買い物したものでごはんとか作るんだろうな~。

焼き菓子屋のムシューもとても優しい方でした。




さてお目当てのフロマージュ屋へ。
ここはM.O.F.(Meilleur Ouvrier de France)の称号を得たお店です。

※M.O.F.とはフランス文化庁の管轄下にある、フランス文化のもっとも優れた継承者にふさわしい、高度の技術をもつ職人に授与される称号です。








見たことも無いチーズの量…天国かなここは。
純粋なチーズもあれば、デザート向きのもの、おつまみ向きのものもあったりと、種類も豊富です。

味見させていただいて気に入ったものをガイドのY下さんが購入します。
聞くところによると最後に食べる時、生ハムもあるんだとか。早く食べたい!笑

チーズを購入中、参加者のお二人と話しているとなんと大学生ということが判明。
パリに1週間滞在した後、カンヌで語学を学ぶんだとか。うらやましいったらありゃしない。
チーズ屋の店先で作業をしていたパリジャン達もこの2人に「連絡先教えて~vv」と熱烈アピールしていたのが面白かったです笑。


さて、購入後はムフタール通りに向けて移動します。

ムフタール通りは5区にあるパリ市内で最も賑わう下町的な地域のひとつです。
最近はガイドブックにも載るようになり、観光客も多くくるようになりました。


ガイドのマダムが案内してくれたお店で先ほど購入したチーズ、パンをいただきます。
お店で出していただいた赤ワインと生ハムもついてきました。
どれも美味しくてほろ酔い気分に♪

食後はそのまま解散となりますが、甘いものが食べたいというリクエストに
ガイドのY下さんが答えてくれまして、近くのパティスリーへ案内してくださいました。



Carl Marletti
こちらもM.O.F.を取得しています。


美味しそうなケーキがずらり!


この中から私はシトロンタルト、母はカシスのケーキを選び、その後ホテルで食べることにしました。

どちらも本当に美味しかったです^^


さて一度ホテルへ戻り、荷物を降ろしてから
今度はオルセー美術館へ向かいます。



パリの3大美術館の中に入るオルセー美術館。
駅舎を改築した館内にはモネ、マネ、ドガ、ゴッホなど多くの美術品や絵画が展示されています。
オルセーはルーブルと違い、美術を「しっかり」見に来る人が多い印象ですね。
(ルーブルほどマナーの悪い人はいない笑)

しかし、不思議なもので
過去2回訪れた時もそうだったんですが、
オルセーに来ると何故か眠たくなります。
結局今回も眠気の限界が来て、途中ベンチで寝てしまいました笑。
(廻りでも結構寝ている人が多いんですが、危険なので極力やめましょう)

オルセーで爆睡後、再度ホテルに戻り
いよいよこの旅のメインイベントへ向かいます。

レストランMONTEEでのディナーです。



MONTEEはもともと神戸にあったフランス料理のお店。
2014年に神戸のお店をたたみ、その後2016年に神戸からパリへ移転し、14区に再度オープンさせました。
「いつかまたMONTEEの料理をパリで味わいたい」という母の願いが
今回の旅でやっと実現することになります。

(本来であれば8/31までお店はバカンスでお休みだったのですがメールで我々がパリを訪問する事を伝えたところ、31日の夜から店を開けるので是非お越しください。との連絡が!シェフとマダムには感謝で頭が上がりません)


懐かしい看板が店内に飾られています。これだけでもグッと来る。

ディナーはシェフのお任せコースのみです。
(7品+デザート2品の合計9品)


出てくる料理全てがもはや芸術。
口に運ぶともちろん驚きと感動が生まれます。
そしてマダムのきめ細やかなサービスや楽しい会話もスパイスとなって
心が満たされていくのが分かりました。



ドリンクも料理に合わせて、シャンパン→白ワイン→赤ワインの順でいただきました。




また今回の旅で二人とも誕生日を迎えましたので
互いを祝いもこちらで。(モンテさん、ありがとうございます)


本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。


しかし当方は残念ながらデザート付近から酔いが廻りはじめ、気づいたときにはなんとホテルの部屋に戻っていました。
(ワインは飲めるけど、お酒に弱いw)

そしてとても良い気分でそのまま眠りについたのでした笑。



ということで、4日目も無事終了し
5日目の朝、パリを出発し、無事翌日の朝関西国際空港へ到着したのでした。
(5日目の省略が凄まじいのは気にしないでw)



パリ旅行記にお付き合いいただきましてありがとうございました。



実は先日またパリに行ってまいりましたので
その話もボチボチ載せて行こうかなと思います。