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【宿泊記】鎌倉の隠れ家ホテル「aiaoi」 に泊まってみた

こんにちわ。Momoです。


ちょうど1年前、鎌倉のhotel aiaoiへ宿泊しました。
いつもであればInstagramに投稿して終わりなのですが、aiaoiについてはしっかり宿泊記を書こうと思ったまま結局1年の月日が経ってしまいました。。
最新の情報ではないのですが、とても良い時間を過ごすことができましたので、今回ブログに残そうと思います。

hotel aiaoi


hotel aiaoiは鎌倉にある小さなホテルです。
このホテルを知ったきっかけは、2年前。東京中目黒にあるONIBUS COFFEEのスタッフの方に鎌倉のおすすめスポットを教えていただいた時でした。鎌倉で泊まるならaiaoiが断然おすすめだと。


部屋数は6部屋の個室のみ。予約はホームページから必要事項を記入して、メールを送信する形です。今回泊まると決めたのがなんと1週間前。既に人気のホテルだったので、ダメ元でメールを送ってみたところ、1部屋だけ空いていました。本当にラッキーでした。

チェックイン

宿泊当日、六本木で用事があった私は夕方東京駅から横須賀線に乗り、鎌倉へ向かいました。鎌倉までは総武線で乗り換えなしで行けますが、60分くらいかかるんですね。
aiaoiの最寄駅は江ノ島電鉄の長谷駅。ホテルに着いたのは18時頃でした。



一瞬ホテルなのか分からなくなる入り口



チェックイン時、宿泊カードを書いているとオーナーであるご主人が暖かいお茶を出してくれました。この時aiaoiを知ったきっかけやここでの時間の過ごし方、朝食について話したのを覚えています。


シングルルーム「kokageya」について


今回、6部屋の中から用意いただいたのは「kokageya」と言う名のシングルルーム。
事前に情報収集していたので、どんなお部屋なのかなんとなく理解していたものの、部屋に入った瞬間、感動で鳥肌が立ちました。



ここはオーナーご夫婦のご友人が内装をプロデュースした部屋です。机、椅子、照明、洗面台、鏡、ベッド、寝間着…部屋にあるものが全てセンスの良いものばかりでした。
予約できただけで幸せなのに、こんな素敵なお部屋で過ごすことができるのか!と思わずにやけてしまうほど。



机には奥様からのメッセージとお菓子が。あまりの美味しさに「幸せの一粒だなぁ」と。



この寝間着、着心地が最高でした。ホームページには「シルエットや着心地のことを考えて」と書かれていましたが、まさにその通り。ずっと着ていたいと思えるものでした。



着るとこんな感じ



洗面台



ランプシェード



鍵まで可愛い




部屋にはテレビがありません。他に人がいれば会話を楽しんだりできるのものの、1人だと本を読むか、スマホをいじるか、眠るか、ぐらいしか無いのです。
さすがにここにきてスマホをいじるのもなぁ…と思った私は事前に本を買ってきていたので読むことにしました。ベットに寝転びながら本を読むとか、何年ぶりでしょうか。普段やらないことをやっているだけでなんだか楽しくなってきて、この日は結局夜中2時まで起きてしまいました笑。


晩御飯は2階のタイ料理屋で


晩御飯は2階にあるタイ料理屋クリヤムで。ちょうどディナータイムだったので、カップルやご夫婦で利用されている方が多い印象でした。こちらのカオマンガイ、とっても美味しかったです。
※現在は鎌倉駅付近に移転したそうです。


kuriyum thai kitchen


共用設備について

シャワールーム、トイレは各2個ずつあり、共用となります。


シャワールームもとてもおしゃれ。ここで使用したシャンプー、リンス、ボディーソープもかなり良かったです。
嬉しかったのがシャワールーム内にファンヒーターを置いてくれていたこと。部屋一面コンクリートだと少し寒いかな…と思っていたらセッティングされていたので、利用者への心遣いを感じました。




廊下の隅には小さな読書スペースがあります。



ここではカフェインレスのお茶も無料で飲めます。部屋で飲むもOK。



本もたくさん用意されています。


鎌倉で見る日の出

翌朝はどうしても朝日を見たかったので、深夜2時まで本を読んだにもかかわらず、4時半に起床。外は真っ暗ですが支度します。
aiaoiから徒歩5分圏内に由比ヶ浜海岸があります。そこから朝日を見ることができるとのことで、早速行ってみました。



私は5時半くらいから海岸で30分ほど待機。



空の色が少しずつ青からオレンジへと移り変わっていきます。



なんとも美しい朝日を拝むことができました。



心のこもった朝ごはんをいただく


今回の宿泊で一番楽しみにしていたのが、aiaoiでの朝ごはん。
ここでは地元鎌倉で取れた海の幸を使用したおかずや、土鍋で炊いた五分つき米をいただくことができます。
なお朝ごはんは8時と9時の2部制。チェックイン時に選択します。私はこの日も東京で用事があったので、8時にしました。


この日の朝ごはんはこちら。


カフェラウンジにある窓側のカウンターでいただきます。

食事前にいただいた漢方茶、一つ一つのおかず、そして小鉢やお皿からもオーナーご夫婦が目指す「鎌倉での丁寧な暮らし」を感じました。
そして新しい1日が始まりつつある鎌倉の風景を眺めながらいただくのも、この上ない贅沢です。一口一口噛み締めながら、ゆっくりと流れる朝の時間を堪能しました。


宿泊してみて感じたこと


実は去年1月〜3月上旬にかけて体調を崩しまして。検査をして何もなかったのでよかったものの、「何事も前向きに楽しく生きていかなければいけないな」と思っていたタイミングでaiaoiに宿泊することとなりました。


宿泊した部屋「kokageya」は外出するのが億劫になるくらい、非常に居心地がよかったです。チェックアウトで部屋を出るとき、本当に名残惜しくなるほどでした。


日頃忙しい毎日を送っていると、どうしても「穏やかな時間」を忘れがちになります。仕事に追い詰められたり、何かしていないと落ち着かなかったり。
でも、aiaoiの空間で過ごすと「穏やかな時間」を手に入れることができるんですよね。今まで様々な場所に泊まってきましたが、ここまで心から穏やかに過ごせたのはaiaoiのおかげだと思います。



それは部屋の構造から読書スペース、心のこもった朝ごはん、由比ヶ浜で見た朝日、オーナーご夫婦と私たち宿泊者との距離感など、aiaoiで過ごす時間は「鎌倉での暮らしの延長上」だったから。


たった1泊の滞在でしたが、鎌倉で日々を暮らす豊かさを少し感じ取れた気がしました。今度は夫とゆっくり鎌倉観光をする際に利用したいと思います。



hotel aiaoi

〒248-0016
神奈川県 鎌倉市 長谷2-16-15 サイトウビル3F
電話:0467-22-6789
hotel aiaoi | 鎌倉の小さなホテル