Pleasure Ground

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【JGC修行】なんと贅沢な45分間!JAL国内線ファーストクラス搭乗記(羽田=伊丹)

こんばんわ。Momoです。


先日東京に行く予定が急遽入ったため、JGC修行第3レグ目を決行いたしました。
今回は伊丹=羽田間の往復コースです。往路はJクラス。



ただし!復路は


\夢の国内線ファーストクラス/


です!やってしまったぜ!笑。


ということで、今回のブログは国内線ファーストクラス搭乗記となります。

JAL 国内線ファーストクラスとは

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JAL公式ホームページより引用


現在羽田=伊丹、福岡、沖縄、札幌の4都市で導入されている国内線ファーストクラス。
普通席料金に+8000円出すと乗ることができるシステム(Jクラスは+1000円)ですが、ラウンジ利用、優先搭乗、座席、そして国内線なのに機内食が出てくるというサービスが付きます。
私は今回特割で購入したため、お値段なんと19150円。修行じゃないと絶対予約しなかったと思うのですが、やはり何事も経験しなければ分からないことも多いので、購入してみることにしました。


ダイヤモンド・プレミアラウンジに潜入


19時25分発 JAL103便羽田発伊丹行き最終便に乗るため、18時ごろに羽田空港に到着。




ダイヤモンド・プレミアラウンジはFゲートのすぐ目の前に佇んでおります。ここだけ雰囲気が異様。



いよいよへ潜入(ドキドキ
「F」のマークがかっこいい。



預ける荷物はないので、受付カウンターをすり抜け、荷物検査を終え、エスカレーターで向かいます。



受付で搭乗券のバーコードをかざして、いざラウンジへ。

ラウンジ内の様子


とにかく広い(月並みな感想



ラウンジのあまりにも落ち着いた雰囲気に浮き足立っていた気持ちが一気に緊張へ。
一人ソワソワ…

軽食について

国内線のラウンジですが、ダイヤモンドプレミアの場合は有難いことに軽食があります。

この日は3種類のパン、おにぎり、味噌汁、野菜スープが用意されていました。


ドリンクもビールなどのアルコールからソフトドリンクまで種類が豊富。ソフトドリンクにポカリスエットがあったのが面白かったです。




とりあえずカレーパンと野菜スープ、ジンジャエールをいただきます。カレーパンめちゃくちゃおいしい。



なんやかんやしていたら、いつのまにか搭乗時間が近づいていました。来た時はさすがに早めに来すぎたかな…と思ってましたが、そんなことなく。1時間くらいの滞在ってあっという間だな〜と思いながらラウンジを後にしました。



お世話になりました(土下座


いざ機内へ…

19時ごろに搭乗ゲートへ。

本日のフライトはこちら(反射して見えない


便名:JAL 139便
機材:B777-200
19:25 羽田発=20:15 伊丹着
飛行時間:約45分



ファーストクラス、ダイヤモンド、プレミアクラスは優先搭乗となりますので、ゲートの近くで早めに待機(準備万端笑


19時10分ごろ、事前改札のあとすぐに機内へ案内されました。


座席

B777-200のファーストクラスは全14席。
この日の乗客は私を含め10名。私は3Gという真ん中の座席を指定しました。



こちらが国内線ファーストクラスの座席。ついにここに来てしまった…。


いつも普通席やJクラスに搭乗する際、「きっとすごい人たちが座る席なんだろうな〜」と羨ましく思っていた座席です。しかし、ど庶民の私が座っても良いのでしょうか…こんなところで嬉しさよりも不安が募ります。なんだか初めてエールフランスのビジネスクラスに乗った時を思い出しました笑。


座席に座ろうかと思っていたら、「お荷物用の袋をお持ちいたしましょうか?」とCAの方(仮称:Cさん)に声をかけられました。


あ、そんなものがあるのか!と思い、お願いしたのですが、このCさん


めっっっっっちゃ美人…!!



*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*


あまりの美しさに一人でニヤける(やめなさい



そういえば飛行機に乗り込む前に手荷物用の袋が置いてあったな。。とふと思い出しました。ちょっとした心遣いが嬉しいですね。



いざ着席。
前の座席が遠い…!笑。



横にはプライバシーパティションと読書灯。
このパティションのおかげで全く隣の人を気にすることなく過ごせます。特に窓側であればプライバシー空間はかなり保たれるはず。(この日もまた運良く隣の方がいらっしゃらず!ラッキー!)
読書灯は3段階の明るさに設定できます。



シート機能のご案内もあります。



座席横にはリクライニング、レッグレスト、フットレストのボタン。



前の座席とのピッチはこんな感じ。
座席下の収納スペースまでのピッチが広すぎて、シートベルトをすると気軽に足元に置いた荷物を取ることができません。なんて幸せな広さなんでしょうか。(ここまで広くなると荷物を足元に置く意味はほとんどないので、天井の物入れに入れてしまった方が良いです)



座席にあったブランケット。
JAL FIRST CLASSの文字。ウール100%。このブラウンカラーが良いですよね!



この袋に入っているのはスリッパ。
羽田=伊丹の45分間でもスリッパを準備してくださっているとは…!使いたかったけど、周りの方は誰も使っていなかったので、我慢しました…(´-`)



もちろんおしぼりも配られました。


ファーストクラスは3人体制(チーフパーサー(Aさん)ともう1人(Bさん)、そして先程のCさん)


Cさんが本日の担当ということで挨拶に来られ、その後Aさんからも「45分間の短い間ですが楽しんでくださいね^^」と優しいご挨拶をいただきました。はい!堪能します!笑


そしてこの45分間の間、この3人のプロフェッショナルな仕事ぶりを拝見することになるのでした。


メニュー表


座席にはメニュー表がセッティングされていました。



機内食メニュー
今月は名古屋のフランス料理店Chez KOBE(シェ・コーベ)の提携メニュー。
羽田発着で内容が違うことに驚きました。
※羽田=伊丹間はフライト時間が45分なので、主菜副菜は冷たいままの提供となります。



ドリンクメニュー
ドリンクはアルコール(日本酒・シャンパン・赤白ワイン・焼酎・ビール・ウイスキー)、ソフトドリンクが選べます。


日本酒が好きな私(とはいえ、顔は赤くなるのですが笑)は会社の先輩から「ファーストクラスなら大吟醸が飲めますよ」と教えてもらっていたので、今回「黒田庄に生まれて、」という日本酒を機内食と一緒に持って来ていただくことにしました。

定刻通りに出発

19時25分、ドアクローズ。



機内は暗くなり、この日最終のフライトがスタート。
真ん中の席なので、夜景を見ることが出来ず、しばし目を閉じて就寝。。

感動の機内食

羽田を出発して15分後、静岡県に入ったあたりで機内食が提供されました。


これが国内線ファーストクラスの晩御飯!
うわーん!美味しそう!!!



午前や昼の便であれば、和食・洋食のどちらかを選べるのですが、夜は洋食のみ。
JALの和食に興味があったので、ちょっと残念だな~と思っていた感情が覆されるほど全部美味しかった…!



パンは温めてくれていました。奥はデザートのジュレ。



そして醸し人九平次純米大吟醸 「黒田庄に生まれて、」のご登場です(拍手


あまりの美味しさに思わず「うまいっ!」とつぶやいてしまった。空の上で飲む日本酒、マジで最高なんですけど。
お酒の美味しさに感動していたら、「お口に合われましたか?もしよろしければお写真撮られますか^^?」とAさんが聞きにきてくれたので、ではお言葉に甘えて…笑。ほんとお上りさん丸出しですみません(;´Д`)笑。



するとBさんが「お水もお持ちいたしましたのでどうぞ^^」と!


日本酒を飲む際には水が欠かせない私なんですが、言われなくても出てくるのがすごい。ここは夢の国…?
飛行機でお酒を飲むのも何年ぶりでしょうか。。エールフランスのエコノミーで一度シャンパンを頼んで酔って以来かな。。


だがしかし。ふと周りを見ると


私以外全員食べ終わっとるやないかい(白目


そうです、この路線は修行僧や利用者の間で「早食い競争」と言われる程、機内食の提供時間が短いことで有名です。


そしてタイミングよく?「あと10分で着陸態勢に入ります」とのAさんのアナウンス。
機内Wi-Fiで見ていたフライトレーダーを確認すると、なんと三重県上空でした。





その後は言うまでもありません。
ダイソン並みのスピードで食べました。


事前に早食い競争になることは知っていたのに!!私のバカ!!笑。


ああもっと美味しく食べたいなぁ〜(涙)と言うのんきな気持ちをぐっと堪え、ダイソンパワー炸裂で最後のパンを入れて無事終了。結果、お口モゴモゴ状態。あぁ、なんて恥ずかしい(;´Д`)笑。


その直後Bさんが機内食を下げに来られたのですが、水を飲みたかったものの着陸体制入る直前だったので、申し訳なくて言えず。。「私の食べるスピードが遅かったから仕方ない。伊丹に着いたら水を買おう。」なんて思っていたら


「先程は着陸態勢の関係でお下げしてしまい、申し訳ありませんでした。お水、こちらに置いておきますね。」



Bさん、水を持ってきてくれました(涙)


謝らないでおくれ〜(涙)Bさんは何も悪くないよ~!
「こうだったらいいな」という乗客の希望を先回りして感じ取るファーストクラスのCA達。プロフェッショナルとはまさにこのことです。


着陸態勢に入ったものの、伊丹空港の到着便受け入れに時間がかかり、結果的に空港に着いたのは定刻の10分後でした。
(ここでも一人一人に到着遅れについて3人とも謝っておられました。)



あっという間に終わってしまった贅沢な45分間のフライト。飛行機を降りた後、あれは夢だったのか…?と到着口に向かいながら家路についたのでした。


まとめ

国内線ファーストクラスはJGC修行をする上で、誰もが1度は検討するクラス。特に羽田=那覇区間は鉄板中の鉄板コースです。約2時間のフライトで優雅にサービスを受けられ、かつ国内なのにFOPが爆発的に溜まるため大変人気です。(予約も取りにくい)


また羽田=伊丹間は、導入中の他路線に比べるとフライト時間が短いためコスパはあまり良くないと言われています。実際体験してみて、やはりあっという間だったと感じたのも事実です。


しかし、この短い時間でも軽食の出るラウンジを使用でき、あの座席に座り、あの機内食やサービスを受けられると考えると、私は普通席料金+8000円を出す価値は十分あると思いました。東海道新幹線のグリーン車も同じ区間で2時間半かかるし、食事なしで国内線ファーストクラスとほぼ同じ価格です。
(もちろん空港からのアクセスなどを考えると、利便性の高い新幹線を選ぶ人も多いと思いますが)


またCAさん達のプロフェッショナルな仕事ぶりは素晴らしかったです。ファーストクラスではそれぞれの乗客に応じた対応を行うのが普通なのかもしれませんが、ど庶民な私からすると至れり尽くせり(だけど絶妙な距離感)。逆になんだかこちらが申し訳なくなるくらいでした笑。



日ごろ頑張っている自分へのご褒美でも良いです。
皆さんも是非1度国内線ファーストクラスを体験してみてください!




本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました♪



いよいよ明後日はクアラルンプールだ~~~!!!
準備できてない~~~~~~~!!!(案の定



↓エールフランス ビジネスクラス搭乗記はこちら↓
momo8631.hatenablog.com